屋根の悪徳業者の見分け方は?7つの特徴と失敗しない選び方を解説
2026.10.19
「突然、屋根の点検業者が来た」
「今すぐ修理しないと危険と言われたけれど、本当なの?」
このように不安になっている方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、訪問営業をしている会社すべてが悪徳業者というわけではありません。
一方で、屋根は地上から状態を確認しにくいため、不安をあおって高額な工事契約を迫る「点検商法」のトラブルが実際に発生しています。
国民生活センターでは、2026年7月31日時点でも、訪問販売によるリフォーム工事や点検商法について相談が寄せられていると公表しています。2026年度の点検商法の相談件数は、5月31日時点で2,193件でした。
大切なのは、会社の見た目や訪問営業という理由だけで判断するのではなく、点検・説明・見積もり・契約の進め方を確認することです。
この記事では、屋根の悪徳業者に見られやすい7つの特徴から、安全な見分け方、断り方、業者選びのポイントまで分かりやすく解説します。
屋根の悪徳業者に見られやすい7つの特徴
悪徳業者かどうかを、会社規模や営業担当者の印象だけで判断することはできません。
特に確認したいのは、契約を急がせる、不安を過度にあおる、工事の根拠を説明しないといった行動です。
不安をあおって突然点検を勧めるケース
1.「屋根が危険」と突然不安をあおる
注意したい代表的なケースが、突然訪問して、
- 屋根が浮いている
- 瓦がずれている
- このままでは雨漏りする
- 瓦や屋根の部材が強風で飛散すると、近隣へ被害が及ぶ
- すぐ直さないと家が傷む
などと言われるケースです。
実際に屋根へ不具合がある可能性はあります。
ただし、不安にさせる言葉だけで、その場で工事を決める必要はありません。
国民生活センターにも、「屋根がずれているので無料点検する」「屋根が浮き上がっている」「今日なら値引く」などと言われ、屋根工事を契約したという相談事例が寄せられています。
本当に危険な状態であれば、
- どこが壊れているのか
- 何が原因なのか
- どの程度緊急なのか
- どの工事が必要なのか
を具体的に説明してもらいましょう。
2.「近所で工事していて見えた」と訪問する
屋根の訪問営業でよくあるのが、
「近所で工事をしていたら、お宅の屋根が浮いているのが見えました」
という声かけです。
本当に近くで工事をしている場合もあります。
しかし、国民生活センターには、近所で工事をしていると言われたものの、実際にはそのような工事がなかったという相談も寄せられています。
訪問されたら、
- 会社名
- 担当者名
- 所在地
- 電話番号
- 何の目的で訪問したのか
を確認しましょう。
訪問販売では、事業者は勧誘を始める前に、事業者名や勧誘目的などを明らかにする必要があります。
3.無料点検を強く勧め、その場で屋根へ上がろうとする
「無料ですから、見るだけです」
と言われると、お願いしても問題ないように感じるかもしれません。
しかし、突然訪問してきた業者から点検を勧められた場合は慎重に判断しましょう。
政府広報では、点検商法への対策として、突然訪問してきた業者には点検させず、その場ですぐ契約しないよう注意を呼びかけています。
屋根は、住んでいる人から作業状況を確認しにくい場所です。
点検が必要だと感じた場合は、訪問してきた会社ではなく、自分で調べて選んだ屋根業者へ改めて依頼する方法があります。
写真や値引きで契約を急がせるケース
4.壊れた屋根の写真だけを見せて契約を迫る
点検後に、
「これがお宅の屋根です」
とスマートフォンの写真を見せられることがあります。
写真を使って状態を説明すること自体は、通常の屋根点検でも行われます。
ただし、写真を見るときは、
- 本当に自宅の写真なのか
- 建物のどの部分なのか
- 建物全体との位置関係が分かるか
- 何が問題なのか
- なぜ修理が必要なのか
まで確認しましょう。
写真があるというだけで、全面的な屋根工事が必要だとは限りません。
気になる場合は、別の屋根業者にも状態を確認してもらいましょう。
5.「今日だけ安い」と契約を急がせる
次のような営業にも注意が必要です。
- 今日契約すれば大幅に値引きする
- 今だけモニター価格になる
- 今日を逃すとこの価格ではできない
- 今すぐ契約しないと工事できない
値引きやキャンペーン自体が問題というわけではありません。
しかし、屋根工事は高額になることもあるため、その場で即決する必要はありません。
国民生活センターでも、「今日なら値引く」と言われて屋根工事を契約した相談事例が紹介されています。
見積書を持ち帰り、工事内容や金額を確認してから判断しましょう。
見積書や火災保険の説明が曖昧なケース
6.見積書が「一式」ばかりで内容が分からない
たとえば、
屋根修理工事 一式 150万円
だけでは、何にいくらかかっているのか判断しにくくなります。
屋根工事の見積書では、できるだけ次の内容を確認しましょう。
- 工事する場所
- 工法
- 屋根材の商品名
- 下葺き材(ルーフィング)
- 施工面積
- 数量
- 単価
- 足場
- 撤去・廃材処分
- 下地補修
- 追加費用の条件
住まいるダイヤルでも、複数の見積書を取り、工事条件や仕様をそろえて比較することが有効と案内しています。
相見積もりは2〜3社程度が比較しやすいとされています。
「一式」という表記があること自体ではなく、質問したときに工事範囲や内訳を説明してもらえるかを確認しましょう。
7.「火災保険で必ず無料」と断定する
屋根修理の営業では、
「台風被害なので火災保険が使えます」
「自己負担なしで屋根を新しくできます」
と言われることがあります。
しかし、火災保険が使えるかどうかを施工会社が決めることはできません。
台風・強風・雹・雪など、契約で補償される事故によって屋根が損傷した場合は、補償対象になる可能性があります。
一方、経年劣化などによる損傷は原則として対象外です。
最終的な保険金の支払可否は保険会社が判断します。
「必ず保険金が出る」「絶対に無料で直せる」と断定された場合は、契約前に加入している保険会社へ確認しましょう。

屋根の悪徳業者を見分けるチェックポイント
「悪徳業者かどうか分からない」という場合は、1つの言動だけで決めつけず、複数の項目を確認しましょう。
点検結果に具体的な根拠があるか確認する
信頼できるか判断するうえで重要なのが、点検結果の説明です。
たとえば、
「屋根が悪いです」
だけではなく、
- どこが傷んでいるのか
- どのような症状なのか
- 何が原因と考えられるのか
- 今すぐ修理が必要なのか
- 部分補修では対応できないのか
を聞きましょう。
写真・動画・ドローン画像などを見ながら、位置関係まで説明してもらえると判断しやすくなります。
また、異常があることと、屋根全面の工事が必要なことは別です。
「なぜこの工事が必要なのか」まで確認しましょう。
見積書と契約内容を確認する
見積書では、総額だけを見ないようにしましょう。
確認したい項目をまとめると次のとおりです。
| 確認項目 | チェックする内容 |
|---|---|
| 工法 | 部分補修・カバー工法・葺き替えなど |
| 工事範囲 | どこからどこまで施工するか |
| 屋根材 | メーカー・商品名 |
| 数量 | ㎡・m・個数など |
| 足場 | 総額に含まれているか |
| 下地補修 | 内容と追加費用 |
| 廃材処分 | 撤去・処分費が含まれるか |
| 保証 | 対象・期間・条件 |
| 追加費用 | 発生する条件 |
| 総額 | 税込か、別途費用があるか |
住まいるダイヤルでは、複数社の見積書を比較することで工事費の相場感をつかみやすくなると案内しています。
価格が安い、高いという理由だけではなく、価格差の理由が説明できるかを確認しましょう。
会社情報・施工体制・保証を確認する
契約前には、会社そのものや施工体制も確認します。
たとえば、
- 会社名
- 所在地
- 固定電話や連絡先
- ホームページ
- 施工実績
- どのような施工体制なのか
- 誰が現場を管理するのか
- 工事中の連絡窓口
- 工事保証
- 不具合が発生した場合の対応体制
などです。
「自社施工」「自社職人」という言葉だけで判断せず、どのような施工体制で工事を行い、誰が現場を管理するのかまで確認しましょう。
株式会社マルゴでは、社員職人を含む技術部を設け、施工品質の管理や職人教育に取り組んでいます。
屋根工事を依頼するときは、会社名や価格だけでなく、どのような体制で施工・品質管理を行っているのかも確認してみましょう。
また、メーカー保証と施工会社による工事保証は別です。
「10年保証」と言われた場合も、何を10年間保証するのかまで確認することが大切です。
突然の訪問営業を受けたときの安全な対処法
突然、
「屋根が壊れています」
と言われても、焦って点検や契約をする必要はありません。
その場では点検・契約をしない
政府広報では、点検商法への対策として、
- 突然訪問した業者には点検させない
- その場ですぐ契約しない
ことを呼びかけています。
訪問された場合は、
「点検はお願いしません」
「今日は契約しません」
「必要になったらこちらから依頼します」
と伝えて構いません。
そのうえで、本当に屋根が心配なら、自分で選んだ別の業者へ相談しましょう。
「契約しません」とはっきり断る
訪問販売では、消費者が契約しない意思を示した場合、その場で勧誘を続けたり、改めて同じ契約を勧誘したりすることは禁止されています。
そのため、
「今日は忙しいです」
「家族に聞きます」
と曖昧にするより、
「屋根工事は契約しません」
と明確に伝える方が分かりやすくなります。
それでも勧誘が続く場合は、無理に対応する必要はありません。
契約してしまった場合は早めに相談する
訪問販売に該当し、条件を満たす契約であれば、法律で定められた書面を受け取った日から数えて8日以内は、原則としてクーリング・オフできます。
書面だけでなく、電磁的記録による通知も可能です。
また、住宅リフォームでは、すでに工事が始まっていても、条件を満たせばクーリング・オフできるケースがあります。
「もう工事が始まったから解除できない」
と言われても、自分だけで判断せず相談しましょう。
困った場合は、消費者ホットライン188から最寄りの消費生活センターなどへ相談できます。
信頼できる屋根業者を選ぶポイント
屋根業者選びでは、「悪徳業者ではないか」を探すだけでなく、自宅に必要な工事をきちんと説明してくれる会社かを見ることが大切です。
工事の必要性を写真や根拠で説明する
屋根は自分で見にくい場所だからこそ、点検結果を可視化してくれる会社を選びましょう。
たとえば、
- 屋根全体の写真
- 損傷箇所のアップ
- 損傷位置が分かる写真
- ドローン映像
などを使って説明してもらいます。
さらに、
「なぜ部分補修ではなくカバー工法なのか」
「なぜ葺き替えが必要なのか」
まで聞きましょう。
2〜3社の相見積もりで比較する
屋根工事では、可能であれば複数社へ見積もりを依頼しましょう。
住まいるダイヤルは、相見積もりを2〜3社程度から取ることを勧めています。
また、各社へ同じ条件を伝え、比較表を作る方法も紹介しています。
比較するのは総額だけではありません。
- 工法
- 工事範囲
- 屋根材
- 下葺き材(ルーフィング)
- 数量
- 足場
- 追加費用
- 保証
まで確認しましょう。
住まいるダイヤルでは、契約前の見積書について相談できる「リフォーム見積チェックサービス」も案内しています。
「工事しない」という選択肢も確認する
屋根に劣化があったとしても、必ずすぐ全面改修が必要とは限りません。
建物の状態によっては、
- 部分補修
- 経過観察
- 数年後の改修
- カバー工法
- 葺き替え
など、複数の選択肢があります。
そのため、
「今すぐ全面工事しかありません」
と言われた場合は、その理由を確認しましょう。
どの選択肢が適切なのかは、屋根材・下葺き材(ルーフィング)・下地・雨漏りの有無などによって変わります。
株式会社マルゴでは、屋根の状態を確認したうえで、必要な工事内容をご案内しています。
目視・ドローンなど「見るだけ」の点検は無料です。
「訪問業者から屋根が危険だと言われた」
「本当に工事が必要なのか確認したい」
「他社の見積もりが適切なのか分からない」
という段階でも、まず現在の屋根状態を確認してから判断しましょう。
よくある質問
Q.飛び込み営業をする屋根業者はすべて悪徳ですか?
いいえ。
訪問営業をしているという理由だけで、悪徳業者とは判断できません。
ただし、点検商法の相談は実際に発生しています。
突然訪問された場合は、その場で屋根へ上げたり工事契約をしたりせず、別の方法で状態を確認しましょう。
Q.無料点検だけならお願いしても大丈夫ですか?
自分から依頼した無料点検と、突然訪問してきた業者から勧められる点検は分けて考えましょう。
政府広報は、突然訪問してきた業者には点検させないよう注意を呼びかけています。
Q.「屋根が浮いている」と言われたらどうすればいいですか?
その場で契約せず、具体的にどこの何が悪いのか確認しましょう。
その後、自分で選んだ別の屋根業者へ点検を依頼すると安心です。
Q.一番安い屋根業者を選べばいいですか?
価格だけでは判断できません。
工法・材料・工事範囲・数量・追加費用・保証などをそろえて比較しましょう。
Q.訪問販売で契約してしまいました。キャンセルできますか?
訪問販売に該当し、条件を満たしていれば、法定書面を受け取った日から数えて8日以内は原則クーリング・オフできます。
個別の契約状況によって判断が異なるため、不安な場合は消費者ホットライン188などへ相談してください。
まとめ|屋根の悪徳業者は価格より営業・説明・契約方法で見分けよう
屋根の悪徳業者を見分けるときは、会社の見た目や訪問営業という理由だけで判断するのではなく、営業・点検・見積もり・契約の進め方を見ることが重要です。
特に注意したい特徴は次の7つです。
- 「今すぐ危険」と不安をあおる
- 「近所で工事していて見えた」と突然訪問する
- 無料点検を強く勧める
- 写真だけを見せて工事を迫る
- 「今日だけ安い」と即決を求める
- 見積書の内容が曖昧
- 「火災保険で必ず無料」と断定する
国民生活センターでは、2026年現在も訪問販売によるリフォーム工事や点検商法について相談が寄せられています。
突然訪問された場合は、
- その場で屋根へ上げない
- その場で契約しない
- 会社情報を確認する
- 必要なら自分で選んだ業者へ点検を依頼する
- 2〜3社の見積もりを比較する
という流れで対応しましょう。
そして、訪問営業を断ることと、本当に屋根に不具合がないか確認することは別です。
指摘された屋根が心配な場合は、信頼できる施工会社へ改めて点検を依頼しましょう。
株式会社マルゴでは、屋根の目視・ドローンによる点検を無料で行っています。
「訪問業者から屋根が壊れていると言われた」
「今すぐ工事が必要なのか確認したい」
「他社の見積もりと比較したい」
という場合も、まず現在の状態をご相談ください。
| まずはお気軽にご相談ください 相談・見積り・目視・ドローン点検は無料です 電話番号:03-3395-2227 |
| メールでのお問い合わせはこちら |
株式会社マルゴ(MG group)
本社住所:〒167-0021 東京都杉並区井草1-25-8
杉並区・練馬区・中野区・大田区・世田谷区の屋根リフォーム&雨漏り修理専門

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