雨漏りの応急処置を自分でする方法|今すぐできる対処法とNG行動
2026.10.09
「突然、天井から雨漏りしてきた」
「業者が来るまで、自分で何をすればいい?」
雨漏りが起きると、すぐに何とかしなければと焦ってしまいますよね。
結論からお伝えすると、自分で行う雨漏りの応急処置は、室内への被害を広げないことを最優先にしましょう。
バケツで水を受ける、家具や家電を移動する、写真や動画を残すといった対応は、自分でも比較的安全に行えます。
一方で、濡れた屋根へ登ったり、強風の中でブルーシートを張ったりする作業は非常に危険です。
また、雨漏りの原因が分からないまま大量にコーキングすると、本来の排水経路を塞いでしまう場合があります。
雨漏り箇所が照明やコンセント付近にある場合や、天井材が大きく膨らんでいる場合は、無理に触らず早めに専門業者へ相談してください。
この記事では、自分で安全にできる応急処置、避けたいNG行動、雨漏りの原因確認、修理業者を選ぶときのポイントまで分かりやすく解説します。
雨漏りを見つけたときに自分でできる応急処置
雨漏りを見つけたら、原因を探すことよりも、まず室内の安全確保を優先しましょう。
水が落ちている場所や、照明・コンセントなどの電気設備との位置関係を確認し、無理のない範囲で対応します。
バケツ・タオルで室内への被害を防ぐ
天井から水滴が落ちている場合は、バケツや洗面器などで水を受けましょう。
床へ直接水が落ち続けると、フローリングや家具まで被害が広がる可能性があります。
バケツの中にタオルや雑巾を入れておくと、水滴の跳ね返りを抑えやすくなります。
床には、
- ブルーシートやビニールシート
- 大きなゴミ袋
- タオル
などを敷き、床材へ水が染み込むのをできるだけ防ぎましょう。
なお、ここで使用するシート類は、室内の床を保護するためのものです。屋根の下に施工する下葺き材(ルーフィング)とは異なります。
家具・家電を安全な場所へ移動する
雨漏り箇所の近くに家具や家電がある場合は、濡れていない安全な場所へ移動します。
特に注意したいのは、
-
テレビ
-
パソコン
-
延長コード
-
コンセント
-
照明器具
などの電気設備です。
水と電気が接触すると、漏電や感電につながるおそれがあります。
すでに濡れている照明器具やコンセントには、むやみに触れないでください。
電気設備周辺まで水が回っている場合は、安全を優先して専門業者へ相談しましょう。
写真・動画と発生状況を記録する
雨漏りが起きている間に、写真や動画を残しておきましょう。
記録しておきたい内容は次のとおりです。
-
天井や壁のシミ
-
水滴が落ちている様子
-
床への浸水
-
被害を受けた家具や家電
-
発生した日時
-
雨の強さ
-
風の有無
たとえば、
「強い雨のときだけ漏れる」
「風を伴う雨のときだけ症状が出る」
といった情報も、雨漏りの原因を探す手がかりになります。
雨が止まると症状が分かりにくくなる場合があるため、雨漏り中の状態を記録しておくことが大切です。
窓まわりは室内側で水を受ける
窓やサッシまわりから水が入っている場合は、室内側からタオルや吸水材で水を受けましょう。
床まで水が流れないよう、一時的に吸い取ることが目的です。
ただし、原因が分からないまま外側へ大量のコーキングを行うのはおすすめできません。
サッシや外壁には、雨水を外へ逃がすための構造があります。
誤った場所を塞いでしまうと、水の流れを変えてしまい、かえって内部へ雨水が回り込む可能性があります。
雨漏りでやってはいけない危険なNG行動

雨漏りすると、「今すぐ止めなければ」と考えやすくなります。
しかし、高所作業や原因不明のDIY補修は、事故や症状の悪化につながることがあります。
雨の日に自分で屋根へ登る
屋根の状態が気になっても、自分で屋根へ登るのは避けましょう。
特に、
-
雨が降っている
-
屋根が濡れている
-
強風が吹いている
-
屋根材が破損している
といった状況では、転落の危険が高まります。
屋根上の確認が必要な場合は、専門業者による点検を依頼しましょう。
株式会社マルゴでは、目視・ドローンによる確認を中心とした点検を無料で行っています。
「屋根の状態だけ確認してほしい」という段階でもご相談いただけます。
【内部リンク:雨漏り診断・修理】
強風の中でブルーシートを張る
屋根の破損部分をブルーシートで覆う方法は、応急処置として用いられることがあります。
しかし、自分で屋根へ上がって作業するのは危険です。
ブルーシートは風を強く受けるため、作業中にあおられてバランスを崩すおそれがあります。
高所でのブルーシート施工が必要な場合は、専門業者へ相談しましょう。
天井をむやみに壊したり穴を開けたりする
天井が膨らんでいると、
「穴を開けて水を抜いた方がいいのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、天井内部には、
-
電気配線
-
断熱材
-
下地材
などがあります。
水がたまった状態で穴を開けると、水や天井材が一気に落ちてくる可能性があります。
また、電気配線の近くに水が回っている場合は感電の危険もあります。
自己判断で天井を壊したり穴を開けたりせず、専門業者へ相談しましょう。
原因不明のまま大量にコーキングする
市販のシーリング材で隙間を塞ぎたくなる場合もあります。
しかし、雨漏りの入口と、室内に症状が出ている場所は同じとは限りません。
屋根や外壁には、
-
水切り
-
排水経路
-
通気部分
-
屋根材の重なり
などがあります。
本来、水を外へ排出するための場所を塞いでしまうと、内部に水が回り込む可能性があります。
原因が分からない場合は、室内でできる応急処置までに留めましょう。
雨が止んだからそのまま放置する
雨が止まると、水滴も一時的に止まることがあります。
しかし、雨水の侵入口や建物の不具合が直ったとは限りません。
雨漏りが繰り返されると、
-
天井・壁紙の変色
-
木部への水分影響
-
断熱材への影響
-
カビの発生
-
内装補修範囲の拡大
につながることがあります。
一度でも雨漏りが起きた場合は、原因を確認することをおすすめします。
雨漏りの原因確認と修理を業者へ依頼するポイント

雨漏り修理が難しい理由のひとつは、症状が出ている場所と実際の侵入口が離れている場合があることです。
表面だけを塞ぐのではなく、どこから水が入り、どの経路を通って室内へ現れているのかを確認することが重要です。
雨漏りの原因は屋根だけとは限らない
雨漏りの主な原因には、次のようなものがあります。
- 屋根材の経年劣化・腐食
- 下葺き材(ルーフィング)の劣化
- シーリング材のひび割れ・破断
- ベランダ防水の劣化
- 屋根と外壁の接合部分の納まり
- 窓・サッシまわりの不具合
- 配管まわりからの漏水
また、スレート屋根などでは、塗装工事後に適切な縁切りが行われていないことで、屋根材の裏側に毛細管現象で雨水が回り込み、漏水につながる場合もあります。
雨水は、野地板・梁・柱などを伝って移動することがあります。
そのため、「天井のシミの真上だけ直せばよい」とは限りません。
原因が分からない場合は、屋根だけでなく外壁・サッシ・ベランダなども含めて確認できる会社へ相談しましょう。
屋根から入った雨水が、野地板・梁・柱などを伝って離れた場所へ現れることもあります。
そのため、
「天井のシミの真上だけ直せばよい」
とは限りません。
原因が分からない場合は、屋根だけでなく外壁・サッシ・ベランダなども含めて確認できる会社へ相談しましょう。
株式会社マルゴでも、症状が出ている場所だけで判断せず、屋根や外壁など周辺の状態も確認しながら原因を探します。
目視・ドローン・散水などで原因を確認する
雨漏り調査では、建物の状態に応じて方法を使い分けます。
代表的な方法には、
-
目視調査
-
ドローン点検
-
散水調査
などがあります。
目視では、屋根・外壁・ベランダ・サッシなどに異常がないか確認します。
ドローンを使えば、屋根へ直接登らずに上空から状態を確認できる場合があります。
株式会社マルゴでは、目視・ドローンによる点検は無料です。
一方で、散水調査や室内ボードの剥がし・復旧など、実作業や材料を伴う調査は有料となる場合があります。
有料調査へ進む場合は、作業内容と費用を事前に確認しておきましょう。
修理方法は原因と劣化範囲で決める
雨漏りだからといって、必ず屋根全体の工事が必要になるわけではありません。
原因や傷みの範囲によって、
-
- 屋根の部分補修
- 屋根・外壁の接合部分などの補修
- シーリング補修
- ベランダ防水
- 屋根カバー工法
- 屋根葺き替え
などを検討します。
雨漏りの原因が一部分に限られていれば、部分補修で対応できる場合があります。
一方で、下葺き材(ルーフィング)や下地まで広く傷んでいる場合は、屋根全体の改修を検討することがあります。
「雨漏り=葺き替え」ではありません。
原因と建物の状態を確認したうえで、必要な工法を選ぶことが大切です。
業者選びでは説明と見積内容も確認する
雨漏り修理を依頼するときは、価格だけで業者を選ばないことも大切です。
次のポイントを確認しましょう。
-
写真や動画で状態を説明してくれる
-
なぜその調査が必要なのか説明してくれる
-
最初から全面工事を決めつけない
-
見積書の内容が具体的
-
追加費用が発生する条件を説明してくれる
見積書では、
-
施工箇所
-
工法
-
使用材料
-
数量
-
費用
-
追加費用の条件
などを確認しましょう。
分からない項目があれば、契約前に質問しておくことをおすすめします。
雨漏りの応急処置についてよくある質問

雨漏りは自分で直せますか?
室内で水を受けたり、家具や家電を移動したりする応急処置は自分でも行えます。
一方で、屋根上での作業や原因特定には危険を伴います。
雨漏りの原因が分からない場合は、専門業者へ相談することをおすすめします。
ブルーシートを自分で屋根へかけてもいいですか?
おすすめできません。
雨や強風の中での高所作業は、転落事故につながる危険があります。
必要な場合は、専門業者へ依頼しましょう。
コーキングで塞げば雨漏りは止まりますか?
原因によって異なります。
コーキングで改善する場合もありますが、誤った場所を塞ぐと、本来の排水経路を妨げる可能性があります。
原因が分からない状態で大量にコーキングするのは避けましょう。
雨漏りが止まったら修理しなくても大丈夫ですか?
雨が止まって症状がなくなっても、原因が解消されたとは限りません。
次の雨で再発する可能性があるため、一度雨漏りが発生した場合は原因確認をおすすめします。
雨漏り調査は無料ですか?
会社や調査方法によって異なります。
株式会社マルゴでは、目視・ドローンによる点検は無料です。
散水調査や室内ボードの剥がし・復旧など、実作業を伴う場合は有料となることがあります。
詳しい調査内容や費用については、事前にご確認ください。
天井から水が照明へ入っています。どうすればいいですか?
感電や漏電のおそれがあります。
濡れている照明・スイッチ・コンセントには直接触れないでください。
安全を優先し、専門業者へ相談しましょう。
まとめ|雨漏りの応急処置は室内の安全確保を最優先に
雨漏りが起きたとき、自分でできる主な応急処置は次のとおりです。
-
バケツで水を受ける
-
床をタオルなどで保護する
-
家具や家電を移動する
-
写真や動画を残す
-
発生日時や天候を記録する
-
専門業者へ相談する
一方で、
-
屋根へ登る
-
強風時にブルーシートを張る
-
天井へむやみに穴を開ける
-
原因不明のまま大量にコーキングする
といった行動は避けましょう。
雨漏りは、屋根材の経年劣化・腐食、下葺き材(ルーフィング)の劣化、シーリング材のひび割れ・破断、ベランダ防水の劣化、屋根と外壁の接合部分の納まりなど、さまざまな原因で発生します。
また、室内に水が出ている場所と、実際に雨水が侵入している場所が異なることもあります。
株式会社マルゴでは、屋根・外壁の目視やドローンによる点検を無料で行っています。
「業者が来るまで何をすればいい?」
「自分で直していいのか分からない」
「屋根なのか外壁なのか原因が分からない」
という段階でも、まずは現在の状態をご相談ください。
| まずはお気軽にご相談ください 相談・見積り・現地調査すべて無料です |
| メールでのお問い合わせはこちら |
株式会社マルゴ(MG group)
本社住所:〒167-0021 東京都杉並区井草1-25-8
杉並区・練馬区・中野区・大田区・世田谷区の屋根リフォーム&雨漏り修理専

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